家計管理にはエクセルやアプリを活用!使いやすいツールは何?

2023年02月07日 更新

2020_10_01

【目次】

  1. 家計管理には無料のツールを活用

  2. エクセルで家計管理するメリットとデメリット

  3. 手軽に家計管理したいなら無料アプリがおすすめ

  4. 家計管理のおすすめツールまとめ


1.家計管理には無料のツールを活用

無駄遣いをやめてお金を貯めたいなら、節約するだけでなく、家計管理をしっかり行わなければなりません。家計管理のために欠かせないのが家計簿。

ですが、「家計簿は苦手」「何度やっても続かない」という人も多いのではないでしょうか?家計簿に苦手意識がある人は、パソコンやスマホでつけられる家計簿ツールを試してみましょう。

家計簿ツールのいちばんのメリットは、計算が楽なところ。ノート式の家計簿なら費目ごとに自分で電卓をたたいて集計しなければなりませんが、家計簿ツールは自動で計算してくれます。クレジットカードや銀行口座と連携可能なものなら、入力も勝手にやってくれるので、さらに手間いらず。過去のデータや予算との比較も簡単にできます。

家計簿ツールには無料で使えるものもたくさんあります。パソコンやスマホにインストールするだけなので、ノート式のようにかさばらないのも嬉しいところ。スマホで使えるアプリなら、いつでもどこでも入力できるので、つけ忘れもなくなります。

2.エクセルで家計管理するメリットとデメリット

Office搭載のパソコンを持っていれば、表計算ソフトのエクセルが使えるはずです。家計管理にもエクセルも活用できます。エクセルを使って自分で家計簿を作ることもできますが、難しい場合にはテンプレートを使う方法がおすすめです。

エクセルの家計簿テンプレートには、マイクロソフトが公開しているオンラインテンプレートのほか、ホームページやブログなどで公開されているものも多数あります。

Officeのオンラインテンプレートは、エクセルの新規画面から、「オンラインテンプレートの検索」でも探せます。たとえば、次のようなものがあります。

参考:
オンラインテンプレート|Office

日本FP協会のホームページでは、エクセルシートを用いた「家計の収支確認表」「家計のバランスシート」「家計のキャッシュフロー表」などの便利ツールが配布されており、収入や支出の現状把握やプランニングに役立ちます。自分で作成したデータをもとに資格をもったファイナンシャルプランナーに相談し、住宅ローンや保険、将来かかる教育費などのシミュレーションをしてもらうのもおすすめです。

参考:
便利ツールで家計をチェック|日本FP協会

エクセル家計簿なら家計簿ソフトを買わなくてもOK。エクセルは最も使われている表計算ソフトなので、サポート終了などのリスクもほとんどありません。

テンプレートをもとに自分で使いやすいようにカスタマイズすることもできます。スマホ版のエクセルは使える機能に制限があるので、スマホで家計簿をつけたい人は家計簿アプリを使った方がよいでしょう。

3.手軽に家計管理したいなら無料アプリがおすすめ

2020_10_02

今や何でもスマホでできる時代。家計管理ができるスマホアプリも多数あります。スマホの家計簿アプリは、基本的な機能を使うだけなら無料のものがほとんど。スマホを使えばその場で入力できるので、レシートがない買い物でもつけ忘れる心配がありません。

家計簿アプリで特に便利なのは、自動入力により手間が省ける機能が付いていること。たとえば、レシートをスマホのカメラで撮影して自動的に金額を入力できるレシート読み取り機能や、銀行口座やクレジットカードを登録しておけば利用履歴が自動的に家計簿に反映される連携機能はぜひ活用したいところ。そのほかに、家族と共有で使える機能が付いたものもあります。

なお、自動入力できる機能は便利ですが、細かな修正を加えたい場合には使いにくいことがあります。家計簿アプリを選ぶときには、機能の充実だけにこだわらず、自分にとって必要な機能が付いたものを選ぶようにしましょう。

ここでは、家計管理に役立つおすすめアプリを3つご紹介します。

マネーフォワードME

マネーフォワードMEの特徴は、連携できるサービスの種類が多いこと。無料版では連携先は10個までになりますが、銀行、クレジットカード、電子マネーのほか、ポイントプログラムや携帯電話、ネット通販などとも連携できます。株式や投資信託との連携も可能なので、資産運用したい人にもおすすめ。

参考:
マネーフォワード ME

Zaim

家計簿としての基本的な機能が使いやすく、クックパッドとの連携でスーパーの特売情報も閲覧できるなど、主婦に人気の家計簿アプリ。連携先はマネーフォワードよりは少ないですが、無料でいくつでも登録できます。

参考:
Zaim

Moneytree

無料版でも広告が表示されないので見やすいアプリ。レシート読み取り機能は有料になりますが、無料版でも連携先を50社まで登録可能です。

参考:
Moneytree

4.家計管理のおすすめツールまとめ

家計管理にはパソコンやスマホを活用するのがおすすめです。パソコンを使い慣れている人はエクセルで家計管理をするのも1つの方法ですが、パソコンを使わない人や家計簿初心者にはアプリが使いやすいでしょう。

性格やライフスタイルによって使いやすいツールは変わってきます。アプリを使う場合には、それぞれのアプリの特徴を参考にしながら使いやすそうなものを選び、まずは無料版から始めるとよいでしょう。

家計簿は続けることが大事。実際に使ってみて、使いにくい場合には他のツールも試してみましょう。

この記事の著者

森本 由紀

ライター、AFP認定者、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

\ 60秒で入力完了 /

詳しく見る
対応エリア:全国(※一部地域や離島を除く)

\ 60秒で入力完了 /